ちはやふる1巻

 

ちはやふる1巻
 

ちはやぶる かみよもきかず たつたがわ
からくれなゐに みずくくるとは

あらしふく

ながらえば

せをはやみ いわにせかるる たきがわの
われてもすゑに あはむとぞおもふ

やまがわに かぜのかけたるしがらみは

わすれじの ゆくすえまでは かたければ

きみがため はるののにいでて わかなつむ
わがころもでに ゆきはふりつつ

一字決まり(7枚)

むすめふさほせ 

むらさめの つゆもまだいぬ まきのはに
きりたちのほる あきのゆふくれ
 
ふくからに あきのくさきの しをるれば
むべ山風を 嵐といふらむ
 
むへやまかせを あらしといふらむ
 
ほととぎす

 

大山札(おおやまふだ)六字決まり

あさぼらけ うじのかわぎり たえだえに
あらわれわたる せせのあしろき

あさぼらけ ありあけのつきと みるまでに
よしののさとにふれるしらゆき

きみがため

みよしのの やまのあきかぜ さよふけて
ふるさとさむく ころもうつなり

こぬひとを まつほのうらの ゆうなぎに
やくやもしおの みもこがれつつ

よのなかは
ありあけの

たちわかれ

なにわがた

ゆうされば

しらつゆに