ちはやふる

ちはやふる単行本の折り返しの句

1巻

2巻

17巻
かくとだに えやはいぶきのさしも草
さしも知らじな燃ゆる思ひを

18巻
秋風にたなびく雲の絶え間より
もれ出ずる月の影のさやけさ

19巻
心あてに折らばや折らむ初霜の
おきまどはせる白菊の花

20巻
恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり
人知れずこそ 思ひそめしか

21巻
わたの原 八十島かけて こぎ出でぬと
人には告げよ あまの釣舟

001

秋の田の 仮庵の庵の 苫をあらみ
わが衣手は 露にぬれつつ

あきのたの かりほのいほのとまをあらみ
わがころもでは つゆにぬれつつ

天智天皇

ちはやふる3巻

瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の

われても末に あわむとぞ思ふ

崇徳院(すとくいん)

(川瀬の急流が岩にせきとめられて分かれても また下流で合わさるように

今2人が別れても将来再び逢おうと思う)

合宿のところ

ながらえば またこのごろやしのばれん

うしとみしよぞ いまはこいしき

(この先生きながらえるならつらいと感じているいまも懐かしく思われるでしょうか)

藤原清輔朝臣(ふじわらのきよすけあそん)

過去現在未来を思う諦観の歌

諦観(ていかん)…本質を明らかにみて取る

うかりける

おとにきく

わがいほは

ありあけの

わすれじの

なにしおわば

かくとだに

かぜをいたみ

いまはただ

うかりける

おおえやま

あしびきの

わたのはら

わすらるる

しらつゆに

みかきもり

あわじしま

よをこめて

ちはやふる2巻

なにわづに さくやこのはな ふゆごもり

いまをはるべと さくやこのはな

いにしえの

わすらるる

かぜをいたみ

たれをかも しるひとにせむ たかさごの

まつもむかしのともならなくに

(心をかわす古くからの友人もいなくなった今 誰を友としよう あの年老いた高砂の松も昔からの友ではないのに)

ひともをし

あいみての

ちぎりきな

しのぶれど

みせばやな

小倉百人一首

鎌倉時代 藤原定家

天智天皇から順徳院まで

宇都宮頼綱の京の別荘

小倉山荘の襖色紙に載せるために依頼を受けた

男性79人、女性21人

ゆうされば

よをこめて

うかりける

ちはやふる1巻

 

ちはやふる1巻
 

ちはやぶる かみよもきかず たつたがわ
からくれなゐに みずくくるとは

あらしふく

ながらえば

せをはやみ いわにせかるる たきがわの
われてもすゑに あはむとぞおもふ

やまがわに かぜのかけたるしがらみは

わすれじの ゆくすえまでは かたければ

きみがため はるののにいでて わかなつむ
わがころもでに ゆきはふりつつ

一字決まり(7枚)

むすめふさほせ 

むらさめの つゆもまだいぬ まきのはに
きりたちのほる あきのゆふくれ
 
ふくからに あきのくさきの しをるれば
むべ山風を 嵐といふらむ
 
むへやまかせを あらしといふらむ
 
ほととぎす

 

大山札(おおやまふだ)六字決まり

あさぼらけ うじのかわぎり たえだえに
あらわれわたる せせのあしろき

あさぼらけ ありあけのつきと みるまでに
よしののさとにふれるしらゆき

きみがため

みよしのの やまのあきかぜ さよふけて
ふるさとさむく ころもうつなり

こぬひとを まつほのうらの ゆうなぎに
やくやもしおの みもこがれつつ

よのなかは
ありあけの

たちわかれ

なにわがた

ゆうされば

しらつゆに